2026.05.27
札幌市で大型ゴミ(粗大ごみ)の申し込みをお考えの方へ。電話・ネットでの受付手順、品目別の手数料相場、シールの買い方を分かりやすく解説。市で回収できない家電の処置、民間業者による出張買取の活用法まで網羅。
目次
札幌市で生活する中で、引越しや大掃除、あるいは実家の片付けといったタイミングで必ず直面するのが、自治体の指定ゴミ袋に入らない大型の家財道具の処分問題です。札幌市では、これらの家庭から出る大きなゴミを「大型ゴミ(一般的には粗大ゴミとも呼ばれます)」として定義し、有料による「戸別収集」の制度を設けています。
札幌市において「大型ゴミ」とは、耐久消費財を中心とした、市が指定する「ごみ指定袋(有料)」に入らない大きさの金物類、プラスチック類、木くず類などを指します。具体的には、タンスや食器棚、本棚といった木製家具、ベッドやソファーなどの寝具・家具類、自転車やスキー板などのスポーツ・趣味用品、および電気カーペットやストーブといった耐久性の高い生活家電製品(後述する家電リサイクル法対象品を除く)がこれに該当します。ゴミ袋を無理に複数枚つなぎ合わせたり、袋から大きくはみ出したりした状態のものは、通常のごみステーションに排出しても回収されません。これらはすべて大型ゴミの扱いとなり、事前の申し込みと手数料の支払いが義務付けられています。
自治体が提供する大型ゴミの戸別収集制度を利用する最大のメリットは、その「圧倒的な費用の安さ」にあります。札幌市の処分手数料は1品目あたり200円、500円、900円、1,800円の4段階に設定されており、民間業者に処分を依頼する場合と比べて数分の一から、場合によっては十分の一以下のコストで処分が可能です。
しかし、公的収集にはデメリットや制限も存在します。まず、申し込みから実際の収集までに通常1週間から2週間程度の期間がかかるため、今日明日にすぐ処分したいという急ぎの要望には対応できません。また、原則として「自分で指定された日の朝9時までに、建物の1階出入口付近や指定のごみステーションなど、収集車両が横付けできる場所まで運び出す」必要があります。マンションの3階からエレベーターなしで大型のタンスを降ろすといった作業も、すべて自己責任で行わなければなりません。
これに対し、民間の不用品回収業者は、最短即日の対応が可能であり、家の中からの搬出作業、解体、梱包まですべての作業をスタッフに一任できるというメリットがあります。コストを最優先にするのであれば札幌市の公的収集、時間の手間や肉体的負担の軽減を最優先にするのであれば民間業者というように、状況に応じた明確な使い分けが必要です。
札幌市の大型ゴミ収集は非常に便利ですが、法律や適正処理の観点から、市が回収を行わない物品が明確に定められています。これらを大型ゴミとして申し込もうとしても受付を拒否されるため、事前に正しい処分ルートを把握しておく必要があります
特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)に基づき、以下の4品目は札幌市の大型ゴミとして収集することはできません。
これらは、製品を購入した小売店や、新しく買い替えを行う販売店に引き取りを依頼するか、家電リサイクル券を郵便局で購入した上で、指定の引取場所へ自己搬入する必要があります。
資源の有効な利用の促進に関する法律(資源有効利用促進法)により、デスクトップパソコン本体、ノートパソコン、液晶ディスプレイ、CRTモニターなどは自治体での回収対象外です。これらは、各パソコンメーカーの回収窓口に申し込むか、小型家電リサイクル法に基づき自治体が提携している宅配便を活用した無料回収ルート等を利用して適正にリサイクルする必要があります。
札幌市の清掃工場や破砕施設で物理的に破砕・処理することが困難なものや、火災などの危険を及ぼす恐れがあるものも回収できません。
これらの物品は、購入した販売店、専門のメーカー、またはそれぞれの処理資格を持つ専門業者へ個別に処理を依頼しなければなりません。
「自分で外まで運ぶのは体力的に厳しい…」「大型ゴミと一緒にテレビや冷蔵庫もまとめて処分したい」とお悩みではありませんか? 札幌市の回収対象外となる品物や、重くて動かせない大型家具も、北海道新聞グループの『お部屋まるごと片付け隊』ならお部屋の中からそのまま一括回収いたします!まずはお気軽にご相談ください。

札幌市の大型ゴミ戸別収集を利用する流れは、大きく分けて「事前申し込み」と「シールの購入・排出」の2つのステップで構成されています。手順自体は非常にシンプルですが、細かいルールを誤ると収集してもらえないトラブルに発展するため、正しいプロセスを理解しておきましょう。
処分の段取りが決まったら、まずは札幌市の「大型ゴミ受付センター」へ情報の登録を行います。申し込み方法は、電話による受付と、インターネットによる受付の2通りが用意されています。
電話で申し込む場合は、以下の専用ダイヤルへ連絡します。
電話での申し込みの際、オペレーターから「処分したい品目とそのサイズ(高さ、幅、奥行き)」「個数」「排出場所の確認」が求められます。そのため、あらかじめメジャーなどで家具の大きさを測ってメモを手元に用意しておくのがスムーズに進めるコツです。
注意点として、月曜日の午前中や、引越しシーズンである3月・4月、5月のゴールデンウィーク前後、年末などは電話が非常に混雑し、回線が繋がりにくくなります。これらの時期を避けるか、火曜日から金曜日の午後などの比較的空いている時間帯を狙って発信する対策が有効です。
パソコンやスマートフォンから、時間を気にせず24時間いつでも申し込めるのがインターネット受付です。札幌市の公式ウェブサイト内にある「大型ゴミインターネット受付」の専用ページからアクセスします。画面の指示に従って、品目の選択、住所、氏名、メールアドレス、排出場所を入力していきます。
ンターネット受付の大きなメリットは、従来の手数料シール購入だけでなく、クレジットカードや電子マネー、コード決済(PayPayなど)による「キャッシュレス決済(電子決済)」が選択できる点です。電子決済を完了した場合、手数料シールを店舗に買いに行く必要がなくなり、決済後に発行される「受付番号」を任意の紙に太く記入してゴミに貼り付けるだけで排出が可能になります。ただし、インターネット受付では1回に申し込める個数に制限がある場合や、特殊な形状の品目は選択できないことがあるため、その場合は電話受付を利用してください。
札幌市大型ごみインターネット受付はこちらから
https://sapporo-oogatagomi.jp/receipts/home
申し込みが完了し、処理手数料が確定したら(電話の場合はオペレーターから案内、ネットの場合は画面およびメールで通知)、次のステップに移ります。
電話申し込みを選択した場合や、ネット申し込みで現金払いを選択した場合は、札幌市が指定する「大型ゴミ処理手数料取扱店」の看板やステッカーが掲示されている店舗でシールを購入します。
具体的には、札幌市内のほぼすべてのコンビニエンスストア(セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、セイコーマートなど)や、地元の主要スーパー(アークス、イオン、コープさっぽろなど)、一部の個人商店や薬局のレジ等で購入可能です。シールは200円、500円、900円、1,800円の券種がありますので、案内された金額の組み合わせ通りに購入してください。購入したシールには、氏名または受付番号と、収集日を記入する欄がありますので、必ず油性マジック等で明記してください。
収集日当日になったら、申し込んだ品物にシール(または受付番号を書いた紙)を、収集作業員から見えやすい位置にしっかりと貼り付けます。
排出の期限は「当日の朝8時30分まで」と厳格に定められています。前日の夜から出すことは、地域の防犯や放火のリスク、近隣住民への迷惑となるため、札幌市では禁止されています。必ず当日の早朝から朝8時30分までの間に搬出を行ってください。排出場所は、戸建て住宅であれば「敷地内の見えやすい場所(道路際など)」、マンションやアパートなどの共同住宅であれば「1階の共同出入口付近の屋外」や「敷地内の専用ごみステーション」など、事前に受付センターと取り決めた場所に正確に配置します。
北海道の気候ならではの配慮として、雨や雪の日の対策が挙げられます。札幌市の戸別収集は、雨や雪が降っていても原則として予定通り行われます。しかし、悪天候の中で家具などが濡れてしまうと、貼り付けた手数料シールが水分でふやけて剥がれ落ちてしまうトラブルが発生しやすくなります。
シールが確認できない場合、作業員は「未納」と判断して回収を見送ることがあります。これを防ぐため、シールの上から透明な梱包用粘着テープ(ガムテープの透明版)を十字に貼って補強する、あるいはゴミ全体にビニールシートや大きなゴミ袋を被せる場合は、そのビニールの一番外側の見えやすい位置にシールを貼るなどの工夫を行ってください。
指定ごみ袋・大型ごみ処理手数料シール取扱店一覧https://www.city.sapporo.jp/seiso/gomi/documents/toriatsukaiten20260106.pdf
札幌市の大型ゴミ収集を利用する際、事前にいくらかかるのかの予算を把握しておくことは重要です。札幌市の手数料設定は、品物の体積や重量、処理にかかる手間に応じて、極めて明快な4つの料金区分に分類されています。
札幌市の料金体系は、以下の4つのみです。
このように、基本的には「大きさと重さ」が基準となって料金が決定されます。
日常生活で使用する主要な家具や寝具を札幌市の公的収集に出す場合の、代表的な料金目安は以下の通りです。
| 品目 | サイズ・条件の目安 | 手数料(円) |
| タンス(チェスト) | 高さ・幅の合計が比較的コンパクトなもの | 500 |
| 大型タンス・食器棚 | 高さ・幅の合計が大きく、重量があるもの | 900 / 1,800 |
| シングルベッド(枠のみ) | 木製または金属製の標準的なベッドフレーム | 900 |
| スプリングマットレス | コイルスプリングが内蔵されているマットレス | 1,800 |
| ソファー(1人掛け) | 1人用のコンパクトな椅子型ソファー | 500 |
| ソファー(2人掛け以上) | 複数人が座れる大型のもの、応接ソファー | 900 / 1,800 |
| 布団(敷・掛・毛布) | 1枚または数枚を紐で一縛りにまとめたもの | 200 |
実際のサイズや材質(スプリングの有無など)によって、受付センターの判断で料金が前後する場合があります。申し込み時に正確な寸法を伝えるようにしてください。
次に、北国ならではのアイテムや、趣味の道具、季節家電の料金目安を見てみましょう。
| 品目 | 条件・注意点 | 手数料(円) |
| 自転車 | 大人用・子供用問わず(電動自転車はバッテリー外す) | 500 |
| スキー板・スノーボード | 板とストックを1セットにまとめたもの | 200 |
| ポータブルストーブ | 灯油や燃料を完全に抜き取ったもの | 500 |
| FF式石油ストーブ | 内部の灯油を抜き、取り外したもの | 900 |
| ゴルフバッグ | クラブが入った状態のもの(1バッグ) | 500 |
ストーブなどの燃料を使用する機器に関しては、火災事故防止のため、必ずタンク内および本体内部の灯油を完全に使い切るか、市販のポンプ等で抜き取ってから排出することが厳格なルールとなっています。
実際に、部屋の片付けや引越しを行う際、総額でどれくらいの手数料シール代必要になるのか、間取りごとのリアルなケーススタディをシミュレーションしてみます。
ケースA:1K・一人暮らしの引越し(家具の買い替え)
一人暮らしのコンパクトな家財であれば、対象となる大型ゴミも少ないため、数千円以内の非常に安価な手数料で収まります。
ケースB:3LDK・ファミリー世帯のマンション売却に伴う片付け
家具が大型化し、個数が増えるため5,000円を超えてきますが、これだけの大型家具を民間の処分業者にそのまま「廃棄物」として引き取らせる場合、人件費や車両費が加算され数万円規模になることが多いため、自治体収集の安さが際立ちます。
ケースC:4LDK・実家の一軒家丸ごと片付け(生前整理・遺品整理)
一軒家丸ごとの処分ともなると、大型ゴミの点数が20点近くに及ぶことも珍しくありません。総額の手数料は1万5千円以上になりますが、これでも公的収集としての単価は最安です。ただし、この量をすべて自力で2名以上で外まで搬出する労力と時間を考慮する必要があります。
実家の片付けや引越しに伴う大量の不用品。「安さは魅力だけど、すべて自分たちで仕分けて外に運び出すのは絶対に無理!」と感じた方は、プロに丸投げしてみませんか? 『お部屋まるごと片付け隊』なら、事前の仕分けや梱包は一切不要です。経験豊富なスタッフが搬出から処分まで全て代行し、あなたの負担をゼロにします。

札幌市の大型ゴミ収集の最大のハードルは、前述の通り「自分で建物の外まで運び出さなければならない」という点です。高齢者世帯、一人暮らしの女性、怪我や病気療養中の方、あるいは単純に人手が足りないという場合、重量のあるタンスやベッドを外に出すのは物理的に不可能です。このような搬出困難な状況を打破するための、2つの具体的な解決アプローチを解説します。
もし、自宅に軽トラックやワンボックスカーなどの車両があり、自力での荷積みと運転ができるのであれば、札幌市の定期的な「戸別収集」を待たずに、市が管理するごみ処理施設へ直接自分で持ち込む「自己搬入」という選択肢があります。
札幌市で大型ゴミ(破砕が必要なゴミ)を受け入れている主な施設は以下の通りです。
自己搬入のメリットは、事前の電話やネットでの予約枠の制限が比較的緩く、施設の受入時間内(原則として月曜日から土曜日の午前9時から午後4時まで、祝日も含む)であれば、自分のタイミングでいつでも処分できる点です。さらに、料金体系が品目別ではなく「重量制(10kg単位)」となっており、札幌市の場合は10kgあたり210円の処理手数料が適用されます。軽くてかさばる家具などの場合、戸別収集の手数料シールの金額よりも安く処分できるケースがあります。ただし、施設内での荷下ろし作業は原則として自分で安全に行わなければならないため、相応の体力が必要です。
家庭ごみの自己搬入(自分で市の処理施設にごみを持ち込む場合)https://www.city.sapporo.jp/seiso/topics/info_etc/jikohannyu.html
公的支援の要件には該当しないが、どうしても自力での搬出が不可能である場合や、自己搬入する車両も手配できないという状況における最も確実な解決策が、民間の不用品回収業者やリサイクル買取業者へ依頼する方法です。民間業者を利用することには、自治体にはない多くの実用的なメリットが存在します。
札幌市の戸別収集は、時期によっては申し込みから収集日まで2週間以上待たされることがあります。特に賃貸物件の退去立ち合い日が数日後に迫っているような状況では、自治体の収集は間に合いません。民間業者であれば、「即日対応」や「日時指定(土日祝日や夜間など)」に柔軟に応じるため、時間の制約によるストレスを完全に解消できます。
ただゴミとして処分するだけでなく、状態が良いブランド家具、製造から3〜5年以内の高年式家電、楽器、趣味の収集品などがある場合、古物営業法に基づき都道府県公安委員会から「古物商許可」を受けている正規のリサイクル・不用品買取業者に依頼することで、その場で「出張買取」をしてもらうことが可能です。
買取が成立すれば、その分の現金を受け取れるだけでなく、本来かかるはずだった処分費用(手数料)が相殺されるため、全体の引越し・片付けコストを劇的に引き下げることができます。ゴミとして出す前に、まずは「売れる可能性があるか」をプロの査定員に見極めてもらうのが現在のスマートな不用品処分の鉄則です。
処分の背景が、故人の遺品整理や、高齢に伴う生前整理である場合、単に物を機械的に処分するだけの業者ではなく、一般社団法人遺品整理士認定協会などが認定する「遺品整理士」の資格を保有したスタッフが在籍する専門業者を選ぶことを推奨します。遺品整理の現場では、不用品の仕分け中に大切な通帳や現金、思い出の品(写真や手紙)が発見されることが非常に多く、これらを遺族の意向に寄り添いながら丁寧に選別・供養してくれる専門知識と倫理観を持った業者に任せることで、後々のトラブルや心理的後悔を防ぐことができます。
民間業者への委託は非常に便利である反面、不用品回収・リサイクル業界においては、一部の無許可業者や悪質な事業者による消費者トラブルが全国的および札幌市内でも少なからず報告されています。ここでは、トラブルに巻き込まれないために、法律の知識に基づいた自己防衛策を詳しく解説します。
一般の家庭から出る家具やゴミなどの不用品を「廃棄物」として回収・運搬するためには、法律(廃棄物処理法)に基づき、その地域を管轄する各市区町村長(札幌市であれば札幌市長)から「一般廃棄物収集運搬業許可」を受ける必要があります。
よく街中を大音量のスピーカーで流しながら巡回しているトラックや、「不用品を何でも無料で回収します」と書かれたポスティングチラシを配っている業者の多くは、この一般廃棄物の許可を持っていません。よくある誤解として「古物商許可」や「産業廃棄物収集運搬業許可」を持っているから大丈夫と謳う業者がありますが、これらは企業のゴミ(産廃)を運ぶための許可や、中古品を売買(買取)するための許可であり、一般家庭の「ゴミ(不要な廃棄物)」を有料で引き取ることは認められていません。無許可業者への依頼は、不法投棄や不適正処理による環境破壊に加担してしまうリスクがあることを強く認識してください。
消費者センターへの相談で特に多いのが、見積もり段階と実際の請求額が大きく異なる「高額請求トラブル」です。
典型的な手口としては、チラシやホームページで「トラック積み放題プラン一律1万円」などと格安の料金を表示して訪問し、荷物を実際にトラックの荷台へすべて積み込んだ後に、「この家具は特殊素材だから別料金がかかる」「基本料金とは別に人件費と高速代、処分代が加算される」などと言い掛かりをつけ、最終的に10万円以上の不当な高額請求を突きつけてくるケースです。すでに荷物を人質に取られている状態のため、被害者は恐怖や焦りからその場で支払ってしまうケースが後を絶ちません。対策としては、必ず事前に「これ以上の追加料金は一切発生しない」という文言が入った書面での明確な見積書をもらうこと、天他社と比較する相見積もりを徹底することが重要です。
もう一つ注意すべきが、不用品の「買取」を口実にして自宅に上がり込み、家財の査定ではなく、売るつもりのない貴金属や宝石、着物などを強引に出させて不当な安値で買い叩いて持ち去ってしまう「押し買い(訪問購入)」と呼ばれる悪質な手口です。
このような被害から消費者を保護するため、特定商取引法(特商法)では訪問購入に対する厳格な規制が設けられています。
業者は、事前に消費者が「これを査定してほしい」と承諾した物品以外の査定や勧誘をその場で行うことは法律で禁止されています(不招請勧誘の禁止)。また、万が一強引に貴金属を売却させられてしまった場合でも、法律に基づくクーリングオフ制度が適用されます。
訪問購入における特定商取引法の規定では、契約書面を受け取った日から数えて「8日間」以内であれば、消費者は無条件で契約を解除し、売却した物品を取り戻すことができる「クーリングオフ」の権利が認められています。
さらに、この特商法の非常に強力な消費者保護ルールとして、「引渡拒絶権」というものがあります。これは、クーリングオフ期間内(契約から8日間)であれば、消費者は買い取られた物品を自分の手元に留め置き、業者へ現物を引き渡すことを拒むことができる権利です。つまり、「お金は一度受け取るが、気が変わるかもしれないので、8日間は品物をトラックに積ませず自宅においておく」という主張が法的に認められています。これを拒絶する業者は100%悪質業者ですので、絶対にその場で品物を渡してはいけません。
もしも不当な高額請求をされたり、押し買いの被害に遭ったり、業者の態度に脅迫的な恐怖を感じた場合は、決してその場で一人で解決しようとせず、速やかに公的な相談窓口を頼ってください。
札幌市内であれば、札幌市消費者センターが専門の相談員によるトラブル解決のサポートを行っています。また、全国共通の短縮ダイヤルである「消費者ホットライン(局番なしの188:いやや!)」に電話をかければ、最寄りの消費生活センターの窓口へ自動的に接続されます。万が一、作業員が自宅に居座り続けて帰らないなど、身体や財産に差し迫った危険を感じる場合は、躊躇なく警察(110番)へ通報してください。
北海道は広大な土地を持つため、自治体ごとにゴミの処理体制やローカルルールが大きく異なります。札幌市を中心に置きつつも、近隣都市や道内主要都市の制度の違いを知ることで、実家の片付けなどで遠方の自治体のルールに従う必要がある場合の参考になります。
札幌市には中央区、北区、東区、白石区、厚別区、豊平区、清田区、南区、西区、手稲区の10の行政区があり、大型ゴミの受付窓口(大型ゴミ収集センター)は全区共通で一元化されています。ただし、実際にトラックで巡回して収集を担当するのは、各区の地域を管轄する「環境事業所(例:中央環境事業所、北環境事業所など)」となります。
ここで重要になるのが「冬期間(12月〜3月頃)の積雪・豪雪対策」です。札幌の冬は深い積雪に見舞われるため、大型ゴミを出す予定の場所が雪に埋もれてしまうと、収集作業員が品物を確認できず、回収不能となるケースがあります。冬場に大型ゴミを排出する際は、必ず「周囲の除雪」を行い、道路や歩道から作業員が安全かつ容易に搬出できるスペースを確保しておくのが札幌市民の重要なマナーです。なお、積雪期であっても札幌市公式の収集において「冬期豪雪割増料金」のような追加の手数料が発生することは一切ありません(一律の通常料金です)。
札幌市のベッドタウンである近隣都市では、手数料の算出方法や名称そのものが異なる場合があるため注意が必要です。
これらの都市にお住まいの方、あるいは札幌からこれらの都市へ引越しをされる方は、札幌市のルールがそのまま通用すると思わず、各自治体の環境課のホームページを必ず事前に確認してください。
道内の他主要都市に目を向けると、さらに独自の制度設計が見られます。
札幌に住みながら、旭川や函館にある「高齢の実家」の片付けや遺品整理を行う場合、遠隔地からの自治体ゴミのハンドリングはスケジュール調整が極めて困難になります。なぜなら、申し込みから収集日までの立ち合いや、当日朝の搬出のために、わざわざ現地へ赴く必要があるからです。このような遠方の実家片付けのケースこそ、現地の「古物商許可」や「一般廃棄物」の連携を持つ信頼できる民間の不用品回収・遺品整理業者へ一括して依頼し、鍵を預けて実質1日で部屋の中を空にしてもらうアプローチが、往復の交通費や滞在時間を考慮すると結果的に最も合理的かつ低コストになることが多くあります。
札幌市における大型ゴミの処分は、費用面を最優先に考えるのであれば、市の提供する「戸別収集(1品200円〜1,800円)」を利用するのがベストな選択肢です。インターネットからの受付であれば24時間いつでも申し込みが可能であり、キャッシュレス決済の導入によって利便性も年々向上しています。
しかし、自治体の収集は「手配までに時間がかかること」と「指定場所まで自力で搬出すること」という大きな2つの条件があります。ご自身の体力や、引越しの退去期限までの猶予、処分したい不用品の中にまだ価値がある(売れる)品が含まれているかどうかを冷静に見極めてください。
もし、「自力で部屋から運び出せない」「退去日まで猶予がない」「まだ使える家具・家電を買い取ってほしい」という場合は、法律(古物営業法や特商法、廃棄物処理法)を遵守した正規の民間不用品回収・買取専門業者へ相談し、プロの手を借りて安全かつ迅速に部屋を片付けるのが確実です。それぞれのメリット・デメリットを賢く比較し、ご自身のシチュエーションに最適な処分方法を見つけてください。
札幌市での大型ゴミ処分、ご自身の状況に合った方法は見つかりましたか? もし「手間をかけずに早く終わらせたい」「悪徳業者に騙されたくないので安心できる業者に頼みたい」とお考えなら、北海道新聞グループが運営する『お部屋まるごと片付け隊』へご相談ください。しつこい営業は一切行いません。まずは相場を知るための無料お見積もりからどうぞ!

比較的繋がりやすい時間帯は、火曜日から金曜日の午後1時から午後4時30分までの間です。最も混雑するのは月曜日の午前中(午前9時から11時頃)です。また、3・4月の引越しシーズンや年末年始は終日混み合います。混雑期を避けてお電話いただくか、24時間受付可能なネット申し込みの利用がおすすめです。札幌市の公式情報における電話受付の概要や混雑傾向については、以下のページをご確認ください。
札幌市の大型ごみ収集センター
電話011-281-8153(受付時間9時00分から16時30分まで)
https://sapporo-oogatagomi.jp/receipts/home
数量変更やキャンセルの手続きは、収集日の2日前(清田区は4日前)の16:30までであれば、インターネットの受付画面上で行えます。完了メールに記載された受付番号とパスワードでログインしてください。直前の変更や、電話で申し込んだ内容の変更はネットでは対応できないため、受付センターへ直接電話が必要です。インターネット受付における詳しい変更・キャンセルのルールは、以下の札幌市公式ページに明記されています。
「札幌市大型ごみインターネット受付」
https://sapporo-oogatagomi.jp/receipts/home
雨や雪の日の悪天候時であっても、原則として予定通り収集が行われます。そのため、天候にかかわらず当日の朝8時30分までに指定場所へ排出してください。ただし、シールが水分で濡れて剥がれ落ちると未納扱いとなるリスクがあるため、透明な粘着テープで補強する、袋の上から貼るなどの剥がれ防止策が必要です。
手数料シールは一度貼ると綺麗に剥がせない特殊加工が施されており、破れると使用不可になります。購入後の払い戻しや交換は一切受け付けていません。サイズ間違いによる買い間違いでも返金は不可能です。ただし、破れていない未使用のシールであれば有効期限はないため、次回の処分時までそのまま保管して使用できます。
札幌市の戸別収集は、1回の申し込みにつき原則10点までの個数制限があります。そのため、一軒家丸ごとの処分などで出る大量のゴミを一度にすべて回収してもらうことはできません。複数回に分けて計画的に申し込むか、破砕工場(発寒・駒岡)へ自力で直接持ち込む「自己搬入(重量制料金)」を利用してください。
札幌市の戸別収集は1回につき原則10点までの制限があり、自力搬出が必須です。この制限や搬出でお困りなら、民間業者への依頼がおススメです。お部屋まるごと片付け隊なら大量のゴミも一括で片付けが可能で、重量物の部屋からの搬出・解体もプロが全て代行します。即日対応や日時指定も選べるため、退去期限が迫る引越しや実家片付けにも最適です。出張買取による費用相殺の提案も受けられます。
お部屋まるごと片付け隊は、札幌市をはじめ函館市・旭川市・帯広市・釧路市・北見市の地元の事業者と連携して北海道全エリアで大型ごみの片付けを行っています。
「道新サービスセンターさんなら安心」と言われる理由があります。
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